子育てしているとふいに訪れる「ごほうび」の瞬間。

子育て

子育ては毎日毎日が戦い。

料理、洗濯、掃除などの家事に加え、子供に逐一「ママ、トイレ」「ママ、お腹すいた」と言われているのに対応しているだけでヘトヘト。

毎日の生活が必死すぎて、自分が何か残せているのかわからなくなりがち。

そんな中でも、子育てしているとふいに訪れる、子供からの「ごほうび」の瞬間があるのを、母親なら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

 

息子の思わぬ一言

先日、3歳の息子が公園でキックボードをしたいと言うので、近所の公園に行ったときのこと。

小学生のお兄ちゃんたち5人くらいが遊んでいました。

お兄ちゃんたちが遊んでいる近くに、鍵が一つ落ちていたので、私が「この鍵、誰か落としてない?」とお兄ちゃんたちに聞くと、1人の子が「あ、それ僕の」と言ってくれ、無事に持ち主が見つかりました。

それから10分くらいあと。

それまでキックボードで気ままに遊んでいた息子が、スーッと私の方にきて、「ママ、鍵落としたの誰?って聞いてくれてありがとう。」と言ってくれたのです。

一瞬「え?」と拍子抜けしてしまうほどびっくりしましたが、そのあと、なんとも言えない、幸せな気持ちになりました。

私の何気ない行動を、ちゃんとキャッチして言葉を発してくれたこと。

それに対して、いいなと思った気持ちを表現してくれたこと。

うまく言葉にできないけれど、そんなことが本当に嬉しくて。

ああ、この子はとっても優しい子に育ってくれているんだとジワーッと暖かい気持ちになりました。

 

子供は親のことをちゃんと見てくれている

毎日の中で、私は仕事や家事、育児に追われ、イライラして子供に思うように対応してあげられないこともしばしば。

「こんなこと言いたくなかったのに…」「なんでこんな風に言ってしまったんだろう」

そんな風に自分の行動や言動を反省する日々です。

それでも、きっとどこかのタイミングで、子供に対してや、他の人に対して良い接し方ができた瞬間があったのでしょう。

それを子供は見て、覚えていてくれて、自分でもやって見てくれたんだろうなと思います。

ちゃんと見てくれているからこそ、全て完璧にできなくても、ハッと気づけたときや、心に余裕があるときは、自分にできる精一杯をやって行こうと改めて思えた瞬間でした。

 

子育てしているとふいに訪れる「ごほうび」の瞬間。のまとめ

今日は、私の子育てのエピソードについて徒然なるままに書かせていただきました。

こういう瞬間は、本当に子育ての醍醐味だと私は感じます。

これからも、こんな瞬間が少しでも増やして行けるように、自分なりに努力して行きたいと思います。

 

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