子育てが楽になるには?イライラや不安を抱え、疲れたママへ伝えたい3つのこと
この記事にたどり着いたあなたは、毎日毎日小さな子供を抱えながら、家事に、育児に奮闘する日々に疲れて、イライラや不安を常に抱えているかもしれません。
私自身、3歳と1歳の子供がいて、毎日家事、育児、仕事にてんやわんや汗
イライラしたり、不安になったりすることも日常茶飯事です。
それでも、振り返ると今の自分が一番幸せだなぁと心から思います。
子育てが楽になるために3つのポイントをお話します。
目次
子育てが楽になるポイント①子供は自分の心の鏡だと知る
毎日子供がわがままを言ってきてイライラする…
泣き叫ぶ声を聞いてもかわいそうという思いよりも「うるさい!1人にして!」と怒りが湧いてくる…
小さな子供を毎日関わっているママなら、一度は経験したことがある感情だと思います。
私自身、何度も感じた感情です。
「どうしてこんな気持ちになるんだろう?」「私は母親失格かも…」と思うこともたくさん。
そんな感情が出てきたときほど、いつもに増して子供が頑固になったりいうことを聞かなかったりしませんか?
子供は実は、ママの心の状態をとても敏感に感じ取っています。
ママがストレスや不安、イライラを抱えていると、その気持ちを子供は感じ取り、子供も不安になったりイライラしたりするのです。
もし、こどもが体の調子は悪くなさそうなのにぐずりが激しいときには、ママ自身がイライラや不安に溢れていないか考えてみましょう。
自分の心に耳を傾け、自分の素直な気持ちはなんなのか探してみるのがおすすめです。
「疲れた」、「こどもから離れたい」という声が出てきたなら、こどもを一時的に預かってもらえるところを探し、自分の時間を持ちましょう。
自分の時間は、家事などのやらなければいけないことではなく、自分のために使いましょう。
カフェでゆっくりしてもいいし、買い物にいくもよし。
マッサージで日頃の疲れをとってもいいし、見たかった映画やドラマを見るのもいい。
このときばかりは、思いっきり自分のやりたいことをやってください。
そうすると、こどもを迎えに行ったとき、自然と「会いたかった〜」という気持ちになったりするのです。
そしてこどもも、満たされたママの気持ちが心地よく、その夜よく寝てくれたり、ぐずりがましだったりすることも。
こどものぐずりは、自分のストレスのサインかも?と捉え、自分のメンテナンスを意識してみてくださいね。
子育てが楽になるポイント②自分はすでに頑張っていることを知る
子育てをしていると、常に生活の中心は子供です。
今まで自分の意志で動けていたのに、それが全くできなくなり、授乳やミルク、ご飯の準備、お風呂や病院、遊びなどずーっと子供につきっきり。
これは実は相当な労力を使いますし、なかなかできない仕事です。
でも、「みんな当たり前にやっているからやって当たり前。」とか、「疲れた気持ちになる方がおかしいのかな…」なんて思っていませんか?
ママが授乳すること、お風呂に入れること、あやすこと、おむつを変えること、その他にも、子供にやってあげていることは全て、子供の未来を作っているのです。
未来を作る大切だけどとっても大変な仕事を、来る日も来る日も、我が子のためにやっている。
それはママにしかできない、本当に尊い素晴らしいことなのです。
誰かと比べて落ち込む必要は全くありません。
子供にとっては、目の前にいるママが全てなのです。
「子供に優しくできない」「いつも怒ってしまう」と思っているあなたでも、その何倍も子供の笑顔のために努力しています。
子供が痛そうだったら「大丈夫?」と痛いところをさすってあげる。
子供が嬉しそうだったら、「嬉しいね」と声をかけてあげる。
そんなことが子供にとってはとても大きく、嬉しいことなのです。
あなたが毎日やっていることは、当たり前でなくて、本当に素晴らしいこと。
自分自身が毎日本当によく頑張っていることを自覚して、自分で自分を認めてあげましょう。
そうすれば、どうしても疲れてしまったときはレトルトに頼ったり、お風呂をシャワーだけにしたりして手を抜いても、「いつも頑張っているから今日はいいや」と、心から息抜きできます。
また、毎日自分が頑張っていると知ると、自然と子供の小さな頑張りも「当たり前」と思わずにほめてあげられるのです。
毎日の当たり前を一生懸命やっているあなたが一番尊い…それに気づいて自分の頑張りに気づきましょう。
子育てが楽になるポイント③自分を大切にすることが子供にとって最高の教育だと知る
子育てをしていると、子供のことで常に頭がいっぱい。自分のことは後回しになりがちです。
自分のことを後回しにすると、どんどん後回しにされたことがママの中に積み重なってしまうのです。
心理学者のマズローが唱えた、欲求段階説(自己実現理論)をご存知でしょうか?
マズローの欲求段階説では、人間の欲求は5段階あり、欲求が満たされれば人間は自然に自己実現へと向かって行くと説いています。
一番に満たすべきは、生理的欲求。その次に安全の欲求、社会的欲求、承認の欲求、自己実現の欲求と続きます。
ママは子育てに集中していると、自分の生理的欲求や安全の欲求さえ横に置いて行動しないといけない時もあるため、自分の欲求がどんどんおざなりになりがち。
けれど、ママが毎日5分でも自分のために時間をとって、自分の欲求を満たしていけば、ママ自身がいい状態で子供と関わることができるようになってきます。
そして、ママの欲求が自己実現欲求まで高まり、自己実現のために毎日少しでも行動すれば、子供は自然と自己実現していく術をママの背中から学ぶのです。
自己実現に向かう姿勢を学ぶことは、子供にとって最高のプレゼント。
自己実現欲求は自分の人生を自分で切り開いていく力そのものなので、ママがその欲求を満たすために動くことは子供にとって最高の教育になるのです。
もちろん、子供が小さなうちは生理的欲求や安全欲求をしっかり満たしてあげることが必要ですが、ママ自身がそれだけに気を取られず、それが自己実現欲求に通じていくことを知っていることが毎日の違いを生みます。
ママ自身に欲求があること、実現したいことがあるのは、とても素晴らしいこと。
それを知って、小さな自己実現への一歩を毎日積み重ねていくと、子供が巣立つ時に驚くほど幸せになっているでしょう。
子育てが楽になるには?イライラや不安を抱え、疲れたママへ伝えたい3つのことのまとめ
今回は、子育てが楽になる3つのポイントをお伝えしました。
現代は核家族化が進み、ママが子育てについて周りからヘルプを受けにくい環境になっています。
そうなるとママはどんどん子供と向き合う時間ばかりになってしまい、自分のことが見えなくなりがち。
外に出て、気兼ねなく自分の思っていることを話すことや、やりたいことを少ない時間でもやることで、自分自身を取り戻し、心に余裕がでる場合が多いです。
毎日がかけがえのない一日一日。
でもそれを重く捉えて、「だから頑張らなきゃ」と意気込みすぎても苦しくなってしまいます。
ママが、ママらしくいられること。自然に笑える余裕があること。
それが子供にとっての幸せな思い出を作り、家族の大切な日々を彩って行きます。
今日お伝えしたことがあなたのヒントとなり、あなたの子育てライフが充実することに貢献できたなら、こんなに嬉しいことはありません。