育休から復帰するとき、子供の病気で休みがちなことへの対策を事前に考えておこう
育休から復帰して、これから働く予定のママは、「子どもは大丈夫かな?」「職場にうまく戻れるかな?」と不安でいっぱいなのではないでしょうか?
特に、育休から復帰するとき、先輩ママからよく耳にするのが、「保育園の洗礼」という言葉ですよね。
「保育園に入ると、しばらくは子どもは体調を崩すよ〜」ということを端的に表した言葉です。
この言葉の通り、保育園に入ると子どもは体調を崩しがち。
今日は育休復帰後に、子供が病気で休みがちになった時のためにやっておくと良いことを紹介したいと思います。
目次
育休から復帰するときに考えておきたい、子供の病気で休むことへの対策:仕事編
育休復帰後は、子供の病気や体調不良で休むことが多くなりがち。
育休後1〜3ヶ月は、子供の体調が安定しないかもしれないことを復帰の面談のときにしっかり上司と確認しておいた方がよいでしょう。
仕事の上で、できるなら上司に確認しておきたいのが下記です。
- 慣らし保育の期間はしっかり取れるか
- リモートワークができるか
- 自分の仕事の共有がいつでもできる状態にするためにどんなことができるか
まず、慣らし保育の期間をしっかり取れるかを確認しましょう。
慣らし保育をすっ飛ばして最初から長時間の預けになると、もちろん子供への負担も大きいです。
できれば慣らし保育の期間は1ヶ月確保して、事前に園と打ち合わせしたスケジュールを上司に相談し、認めてもらうよう話をしてみましょう。
また、リモートワークが可能そうな業務があれば、リモートワークが可能かも確認しておくと安心です。
事前にどんな業務ならどうすればリモートワークにできるかを考えて、上司に提案するとうまくいきやすいでしょう。
そして、ママの仕事を他の社員の方にどう共有するかも事前に上司を打ち合わせしておくことも重要です。
業務の進捗や状態をわかりやすく共有するシートを作成したり、カレンダーでメンバーに共有するなど、上司と方法を事前に打ち合わせしておきましょう。
上司で確認すること以外に、自分自身で考えて実践しておきたいのが、
- 短時間で成果を出すために仕事を効率化するアイデアをできるだけ考えておく
- 自分のデスクがあるなら、自分のデスクは常にきれいにしておく
- 何がどこにあるか書いたメモを、わかるように机の真ん中に貼っておく
です。
どんな理由であれ、誰かが休むと困るのが、「何がどこにあるかわからない」「案件がどういう状況がわからない」ということ。
これを解消する工夫をするだけで、休んだときの同僚の負担がとっても軽くなります。
できる範囲で、ぜひ実践してみてくださいね。
育休から復帰するときに考えておきたい、子供の病気で休むことへの対策:プライベート編
育休復帰後、子供の病気や体調不良で休むことが多くなったときに大変なのは、仕事だけではありません。
子供が体調を崩してしまうと、通院が必要となり、いつもの買い物や家事はより大変に。
だから、スムーズに通院する方法や、毎日の家事を楽にする方法を育休から復帰する前に考えておくことが必要です。
具体的には、こんなことを考えておきましょう。
- 信頼できるかかりつけ医を見つけておく
- 病児保育に対応してくれるところをできるだけ多く見つけておく
- 一番楽な買い物の方法を見つけておく
- 料理できないときのストック準備や、出前の手配先を確認しておく
育休から復帰するときには、信頼できるかかりつけ医の存在が必要不可欠です。
ママ友に聞いたり、実際にいろんなところにかかってみたりして信頼できるお医者さんを見つけましょう。
特に子供は風邪を引くと自分で鼻がかめないので、鼻吸引をしっかりしてくれるところが見つかるとママも子供も夜熟睡できて回復が早いです。
もともと鼻水を出しやすいお子さんは電動の鼻水吸引器を買っておくと安心ですよ。
|
子供の鼻水で悩むママにはこちらの記事も参考になります。
子供の鼻水が止まらなくてつらい…悩んでいるママの必需品!電動鼻水吸引器
また、どうしても出勤しなければならないときに頼る病児保育も、できるだけたくさん場所を確保しておくと安心です。
毎日の食事も、子供の看病をしていると作るのは大変。
買い物や料理をどう手抜きして、栄養を確保するかを事前に考えておくと良いでしょう。
育休復帰後、仕事が続けられなくなったなら在宅ワークを始めよう
- 育休からせっかく復帰したけれど、会社の同僚や上司に子供の体調不良で休むことを理解してもらえない…
- もしくは理解してもらえるけれど自分が気まずくてとても仕事を続けられない…
- 実際に育休から復帰して見たら、ワンオペがかなりつらくて体力的に続けられそうにない…
もしこんな風に悩んでいるなら、思いきって今の仕事をやめて在宅ワークに切り替えてみてはいかがでしょうか?
小さな子供がいながら、フルで出勤して働いているママはもちろん大勢います。
でも、それは体力がいる、本当にすごいことで、すべてのママが同じようにすることができるとは限りません。
私自身、もともと体が強い方ではないので、育休から復帰して出勤して仕事をしていたときは正直かなりつらかったです。
「あの人はできているのに何で私は同じようにできないのだろう…」
と悩むこともありましたが、そんな風に悩んでも、自分の体力が増えたり、子供の病気が治ったりして状況が変わるわけじゃない。
自分が自分のままで、子供が子供のままで、もっと楽に生活できる方法がないかを考えた結果、私は在宅ワークに行きつきました。
もちろん、在宅ワークがあなたに合うかどうかは、やって見なければわかりません。
まずは在宅の仕事にどんなものがあり、自分が興味の持てるものがあるかチェックしてみることをおすすめします。
ここに種類についてまとめた記事があるので、よかったら参考にしてくださいね。
在宅の仕事の種類は何がある?赤ちゃんがいる主婦におすすめ!安全なワークまとめ
「在宅ワークはちょっと抵抗がある…」「今までのキャリアを生かすには、出社前提の方が良い」という方は、ママワークスや株式会社Warisのサービスもおすすめです。
ご自身に合った形で、かつお子さんに無理がない範囲で働ける環境が見つかるよう祈っています。