育休から復帰した時のつらさが、自分らしく生きるきっかけにー山下めぐみさん

お二人の娘さんを育てるママでありながら、会社員としてお仕事をされるかたわらご自身の大好きなコーチングもされている山下めぐみさん。
悩んだ末に自分と人の「願い」を大切に生きる生き方に大きくシフトされためぐみさんのストーリーは子育てと仕事に奮闘中のママへのヒントが満載!
ぜひご覧ください。
めぐみさんの一日の時間割
7:00 起床
7:40 長女小学校登校
9:00 次女を保育園に送る
9:30 仕事開始
17:30 仕事終了 保育園に子供をお迎え
18:00 公文へ子供たちを送る その間に夕飯準備
19:00 公文に子供をお迎え
21:00 入浴
22:00 就寝
第一子育休からの復帰がつらかったことが変化のきっかけに
時間割を見ると、毎日お忙しそうですね!子育てと仕事を両立する上で大切にしていることは何ですか?
「こんな自分でいいや」と思うことですね。
「全部はできなくても、これはできてるやん!」と自分のできていることを探して、認めてあげることを大事にしています。
バリバリ仕事をしている完璧な人しかいなかったら、みんなしんどくなるので、自分のようなスタンスで働いている人が他にもきっといるし、その自分に共感してくれる人がいると思うようになってから楽になりましたね。
子育てで一番大変だった時期はいつですか?どう乗り越えましたか?
第一子の育休から復帰した時が一番つらかったです。
子供がいなかった時のように残って自分の思うところまで仕事をすることができなくて…完璧にできない自分に落ち込んで電車の中で泣いたりしていましたね。
その時コーチングを人から教えてもらって、ちょっとでも楽になったらいいなと思ってコーチングを受けてみました。
そうしたら思考の整理ができて、他人軸で生きている自分に気づき、全部完璧にしなくていいと思えて心が楽になったんです。
それがきっかけで自分もコーチングを学び始め、今はコーチとしても活動しています。
ご自身がコーチングで変わったことがきっかけで、子育てと仕事に加えコーチングもされているのですね!すごく忙しいのではと想像してしまいますが、ご自分のケアはどのように行っていますか?
コーチングをやっている時が、「自分の願いと繋がる時間」になっているので、それが自分のケアになっています。
その他にも自分の好きなコミュニティの集まりに行ったり、興味のあることの勉強で東京へ行ったりもしますね。
周りには東京まで行くのは大変じゃないかと言われますが、好きなことはどんどんできるので全くしんどくないです!
あとは有給をとってマッサージに行ったりもします。
パートナーと話し合ったことで、関係性に変化が
好きなことならどんどんできるって素敵ですね!パートナーの協力もあってこそかと思いますが、子供が生まれてからパートナーシップに変化はありましたか?
うちは子供が生まれてすぐ変わるということもなく、お互い空気を読むだけであまり話し合いもできない期間がありました。
コロナがきっかけで、主人が仕事が大変になったことをきっかけに、「どんな風に生きていきたいか」を少しずつ夫婦で話し合うようになって。
その話し合いの中で、今の仕事をやめたり、状況が変わったとしても大丈夫と確認できたことで、お互いに心が軽くなった感じがします。
私が東京に学びに行きたいといった時も、主人は心よく送り出してくれ、家事分担もやりやすくなりました。
ご夫婦でじっくりと話し合ったからこそ今の夫婦関係に行き着いたのですね。先程はパートナーシップについて教えていただきましたが、お子さんとの関わりで大切にしていることはありますか?
子供には自分のことを大好きだと思って生きてほしいと思っています。
世間一般の「これが正しい」「これはだめ」に惑わされずに、自分の生きたいように生きられるよう、「気持ちはわかるよ」と伝えるなど、できる限り子供の「気持ち」に寄り添うようにしています。
子育てに奮闘しながら仕事復帰したママへのエール
お子さんの「気持ち」に寄り添うめぐみさんの心が素敵ですね。最後に、子育てに奮闘しながら、仕事にも復帰したママにエールをお願いします。
正しさや周りの基準などに惑わされずに、「どんな存在でいたいのか」を大事に毎日を過ごしていただけたらと思います。
私自身が外面的なことではなくて、「どんな存在でいたいか」に重きをおいて生きるように3年くらいかけてシフトしたことで、とても生きやすくなり、自分の願いを大切に生きられています。
つらいことや苦しいことがあっても、自分が本当に望んでいることは何かを紐解くことで目の前の現状が違って見えるようになると思うので、自分と対話することを大切にしてください!