確定申告がわからない個人事業主必見!自分でできる方法をわかりやすく解説①
確定申告って聞いたことはあるけど、実際何をすればいいかわからない…
一度真剣にやろうとしたけれど、わからないことが多すぎて挫折した…
この記事を開いているあなたは、そんな悩みを持っているのではないかと思います。
私も5年前初めて確定申告をするとき、なーんにもわからなくて、「もう、確定申告しなくてもいっか…」と諦め気味でした。
でも、役所の税務課に勤めたことのある友人に確定申告のことを教えてもらって、目から鱗が出るくらい衝撃が走りました!
それはなぜかというと…
「なーんだ、確定申告ってこんなにシンプルなんだ!」
「え!確定申告するとこんなにお得になる場合があるの!?」
「この言葉ってこういう意味だったんだ!」
ということがわかったから。
それからというもの、私は確定申告アレルギーはなくなり、育児休業などで休んでいた年以外は確定申告をしています。
しかも、確定申告にかける時間は年間で10時間以下!
毎月30分の領収書整理とGoogleスプレッドシート入力と、確定申告本番2-3時間くらいです。
今日はそんな私が確定申告をシンプルに理解して、簡単に終わらせる方法をご紹介します。
目次
確定申告がわかりにくい理由
確定申告がわかりにくいのは、普段聞き慣れない言葉がたくさん登場するからだと私は思います。
私自身、「所得って何!?」「経費って何が含まれるの!?」「控除って何?」とわからない単語だらけでした。
でも、この「所得」「経費」「控除」という3つの単語を理解できてから、一気に確定申告が楽になりました!
なので、確定申告するときに必ず出てくる、この「所得」「経費」「控除」の単語について最初にご説明したいと思います。
確定申告がわからない個人事業主必見!所得とは?
確定申告をわかりにくくする単語の1つ目は所得です。
確定申告の件で税務署へ行ったり、税務署に電話したりすると、まず聞かれるのが、「何の所得の申告ですか?」です。
所得という言葉を理解していないと、この時点でパニックですよね(汗)
所得とは、収入から経費を引いたものです。
つまり
収入ー経費=所得
ということになります。
「なあんだ!それなら簡単!でも、税務署で聞かれる「何の所得」ってどういうこと?」となりますよね。
そう、所得には種類があるのです。
一番わかりやすいのが給与所得。
会社から支給されるお給料の所得について確定申告するなら、「給与所得の申告です。」と答えます。
フリーランスとしてお仕事をしている方や、副業がある人は「事業所得の申告です。」と答えます。
在宅ワークも、個人事業として行っているなら事業所得になります。
その他不動産に関する所得なら不動産所得、クイズの賞金など一時的なものなら一時所得など、種類別に所得(収入から経費を引いたもの)を申告するのが確定申告です。
もちろん、申請する年度にご自身にはない所得もあると思うので、それは0と記載すればOK。
詳しい申告の仕方は別の記事で紹介しますね。
所得についてはこちらでさらに詳しく紹介しています。
確定申告がわからない個人事業主必見!経費とは?
確定申告をわかりにくくする単語の2つ目が、経費です。
経費は、言葉自体は簡単で、仕事をする上でかかったお金のことです。
事業所得を申告するなら、個人事業をするためにかかった費用ですし、不動産所得を申告するなら不動産収入を得るためにかかった費用になります。
でも…じゃあ、「何が経費になるの?」というのが、経費のわからないところ。
実際に何を経費としていいのか、そしてどこまでを経費としていいのか迷っていると確定申告期限がすぎてしまった…!なんてことも。
経費については、やっている仕事によって計上できるものが変わってきます。
私は副業を始めたとき、この本を読んで経費で落ちるもの、落ちないものを学びました。
そのときなんの知識もなかった私でしたが、この本は難しい言葉を使わず解説がしてあるので、とてもわかりやすかったです。
あなたの事業で経費として落とせるもの、落とせないものがわかったら、経費の疑問がクリアになり、確定申告がグッと楽になりますよ。
経費についてはこちらでさらに詳しく紹介しています。
確定申告がわからない個人事業主必見!控除とは?
確定申告をわかりにくくする単語の3つ目が、控除です。
控除は年末調整でも登場する言葉ですが、実際あまりよくわかっていないという人も多いのではないでしょうか?
控除とは、課税される所得額から引けるもののことをいいます。
収入から経費を引いた所得が100万円だったとしたら、100万円が課税対象になりますよね。
けれど、その100万円からこの項目の金額は引いていいですよというのが控除です。
だから例えば、本来100万円に課税されるところ、控除額が10万円あれば、課税されるのが90万円となり、税金がお得になるのです!
医療費控除は医療費として使ったお金が10万円を超えていれば課税額から控除できますし、年末調整でもよく登場する生命保険控除も確定申告も同様に適用されます。
控除についてはこちらでさらに詳しく紹介しています。
確定申告がわからない個人事業主必見!自分でできる方法をわかりやすく解説①のまとめ
今日は確定申告がわからない!という個人事業主の方のために、確定申告をわかりにくくしている言葉3つを解説しました。
こちらが理解できれば、確定申告はグッと楽になります。
今後実際にどう申告するのかや、毎日の管理はどうすればいいかなどについて紹介していく予定です。
ぜひ今後の記事も参考にしてくださいね。